カイズカイブキは、生育するのに強い光が必要で、成長じたいは遅めの植物ですが、大きくなっても成長速度が変わることはありません。また、光の方向に向かって成長するという性質があります。そのため、剪定などの手入れをおこたってしまうと、枝が火炎状に伸びていきます。
その結果、道などに枝や葉が伸びていってしまい、樹形が悪くなってしまうことがあります。
新芽が出始める5月ぐらいに剪定をおこなえば、強めに剪定することができます。ですが、あまり強く剪定してしまうと、古い枝から芽が出なくなってしまう可能性もあるため、あまり時期を考えず、こまかに剪定していくのが樹形をキレイに保つ秘訣です。
" } }, { "@type": "Question", "name": "カイズカイブキの基本的な剪定とは?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "一番簡単な剪定方法は、新しい芽を摘んでしまうことです。この芽積みを頻繁におこなえば、キレイな形を保ちやすいです。10cm以上に芽が大きくなってしまい、手で摘むことが難しくなっている場合は、ハサミを使って切り落としていきましょう。
" } }, { "@type": "Question", "name": "カイズカイブキの高さを詰める剪定とは?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "まずどの程度の高さにするかを決めます。そうしましたら、その決めた高さの10cmほど下で芯を切ります。そのあと、切り戻した芯より上に残った葉を揃えるように刈込んでいきます。
こうすることで高さを詰めてやることができます。ただし、この方法の剪定はもとの格好の良い形には戻らないため、背が高くならないように剪定することを普段から心がけるようにしましょう。
カイズカイブキは、たまに普通の葉とは違う、細い針葉が出てくることがあります。このような状態を先祖返りといい、この状態を放置しておくと同じ葉がどんどん広がり、樹形が悪くなってしまいます。
先祖返りしている枝葉は成長が早いため、発見した場合は、すぐにその葉の根元から切り取るようにしましょう。