ナスの剪定方法を解説!家庭菜園を楽しむために必要なこととは?

ナスの剪定には、「わき芽取り」「摘心」「更新剪定」の3つがあります。
わき芽取りと摘心をおこなうことでナスを健康的に育てることができ、更新剪定で夏だけではなく秋にも収穫することが可能になります。

このコラムで解説するナスの剪定方法や、適した時期を参考にしていただき、おいしいナスを収穫できるように育てましょう

また、栽培方法や収穫方法についても触れていますので、楽しく家庭菜園をするためにお役立てください。

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目次

ナスの剪定方法は3つ

前述したように、ナスの剪定方法には「わき芽取り」「摘心」「更新剪定」があり、どれもナスを育てるのに大切な作業になります。
ここでは、各方法について解説していきます。

わき芽取り

わき芽取り

わき芽とは、茎などの根元から生えてくる芽のことです。
わき芽が生長して実をつけますが、多すぎると枝を伸ばすために養分を費やしてしまい、実のつきが悪くなります
そのため、残すわき芽を選んでそれ以外を切り取るのです。

この作業を「わき芽取り」といいます。
ナスのわき芽取りは6月前後におこないます。

ナスを仕立てる際、主枝に1番に咲いた花の下にある2つのわき芽はそのまま伸ばし、そのほかは剪定ばさみを使用して切り取ります
また、このときにナスを誘引するための支柱を3本立てる「3本仕立て」もおこなっておくとよいでしょう。

仕立て方は、植え付けの際に立てた支柱は触らず、バツ印になるように支柱を取り付けます。
最後にヒモで固定したら完成です。

摘心

摘心は、枝の先端部分を切り取る作業です。
枝の先端には生長点があり、そこを切り取ることでそれ以上は枝が伸びなくなります

伸ばしていたわき芽に花が咲いたら、花よりも先に葉を1枚ほど残して、先端を切り落としましょう。
そうすることで、花と実に栄養を集中させることができます。

更新剪定

夏に収穫できるナスですが、更新剪定をすることで秋にも収穫ができるようになります。

更新剪定は、実を収穫したあとに枝や根を大きく切り戻す剪定です。
そうすることで株が身軽になり、体力を回復させて再び花や実をつけることができるのです。

主枝から伸びている枝を、葉を2枚ほどを残して切り落とします。
根を剪定するときは、株から30cmほど離れたところにスコップを深めに入れて、土のなかの根を切きましょう。
そのあと、追肥して水を与えます。

ナスを育てるためには、剪定は欠かせない作業です。
そのため、正しい剪定のタイミングで剪定をおこなうことが大切になります。
もし、自分で剪定するのが難しい場合は、業者に相談しましょう。

弊社にご連絡いただければ、お客さまが安心して任せることができる業者をご紹介させていただきます。お電話受け付けは24時間いつでも可能となっておりますので、ご都合がよい時間にお問い合わせください。

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家庭菜園でナスを栽培するコツ

ナスを育てるには、剪定はもちろん栽培環境や、水やりなども正しくおこなうことが大切です。
ここでご紹介する栽培方法を参考にしていただき、ナスを健康的に育てて収穫しましょう。

管理環境

管理環境

ナスを育てる際は、以前にナスやナス科の植物(トマトやホオズキなど)を育てた場所を避けるようにしてください。
ナスは連作障害が発生しやすいからです。

連作障害とは、以前に植物を育てた場所で、同じ種類の植物が育ちにくくなることです。
もしも同じ場所で育てたい場合は、土を変えるなどしましょう。

水やりの頻度

ナスが生長するためには、大量の水分が必要になります。
そのため、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
夏場の水やりは、比較的気温が低い朝方、もしくは夕方に毎日おこなうようにします。

追肥

ナスを植えつけて根づいてから1週間後くらいに1回目の追肥(化成肥料)をおこないます。
その後は、2週間~3週間ほどのペースで追肥していきましょう。

注意すべき病害虫

ナスを栽培していると、青枯(あおかれ)病やうどんこ病を発症するおそれがあります。
また、ナスの葉などにカメムシが発生することもあるため、発見したら対処しましょう。

対処法について、以下に各病気や害虫の特徴と一緒にまとめていますので、参考にしてください。

青枯(あおかれ)病

特徴

土に潜んでいる細菌が植物の根から侵入することで発症する病気です。
症状は、日のあるときは植物がしおれ、夜やくもりなど日が当たらないときに回復するということを繰り返し、数日後には葉の青さを残して植物は枯れてしまいます

対処法

青枯病を発症して間もない場合であれば、薬剤を使用して植物を回復できる可能性があります。
ただ、青枯病が植物全体に広がってしまった場合は、ほかの株に被害が出る前に株ごと取り除き、畑から離れた場所で処分しましょう。

その後、青枯病の再発防止のため、細菌が発生しないように土の水はけをよくする、地温が高くならないようわらを敷くなどの予防対策する必要があります。

うどんこ病

特徴

おもに植物の葉の裏側などにうどん粉のようなカビが発生する病気です。
うどんこ病を放置していると、葉に日光が当たらなくなり成長することができなくなってしまいます
そのため、発見した際は早めに対処することが大切です。

対処法

うどんこ病を発症してから間もない場合は、重曹や酢を水で薄めたものを散布することで悪化を止められることがあります。
また、農薬などの散布も効果があるので使ってみるとよいでしょう。

農薬などの薬剤を使用しても植物が回復しない場合は、病気になった箇所をはさみで取り除きます。
そうすることで、被害を最小限に抑えることができるからです。
取り除く際に使用したはさみは、殺菌消毒して清潔にしておきましょう。

カメムシ

特徴

カメムシは1,000種類以上いるとされており、大きさは小さいもので5mm前後、大きいもので20mm前後になります。
カメムシは植物の養分を吸ってしまうため、植物を枯らさないためにも、1匹でも発見したら早急に対処しましょう。

対処法

カメムシの対処はガムテープなどで捕獲したり、植物の茎を揺らしてバケツやペットボトルに落としたりする方法があります。
捕獲したあとは、栽培している植物から離れた場所で逃がすなどしましょう。

その後は、再びカメムシが寄り付かないように防虫ネットを設置したり、水で薄めた木酢液を定期的に散布したりなどして予防対策をおこなうようにします。

これらの作業は、業者でおこなってもらえる場合があります。
自分で対処や予防対策が難しいようであれば、業者に相談してみるとよいでしょう。
業者探しの際は、ぜひ弊社をご利用ください。

弊社に加盟している業者の中にも、病害虫の対処や予防対策をおこなっている業者もおりますので、ご紹介させていただきます。

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ナスの収穫方法

育てたナスを収穫する際、どのタイミングでおこなえばいいかわからない方もいらっしゃることでしょう。

ナスを収穫できるタイミングは、花が咲いてから30日ほどあとになります。

ナスは、はさみを使ってヘタ上部を切れば簡単に収穫できます。
収穫後は、わき芽が生えてくるように切り戻し剪定をおこない、再度収穫できるようにしておきましょう。

ナスは収穫が遅れると、皮が硬くなってしまいます。
そうなると、料理をしたとしても美味しく食べることができません。

そのため、早めにナスを収穫することをおすすめします。
お店などで見かける長卵型のナスであれば、15cmほどになった実を目安に収穫するとよいでしょう。

ナスは、剪定方法や時期、栽培方法を正しくおこなえば元気に育つ植物です。
ナスの栽培が初めてでも、育てることができますので、興味を持った方は実際に育ててみるとよいでしょう。
そして、自分で育てて収穫したナスでおいしい料理を作ってみてはいかがでしょうか。

困ったことがあればプロに相談する

もし、ナスを育てていて困ったことがあれば業者に相談することをおすすめします。
業者は、植物に関する知識を豊富にあるので、的確なアドバイスをしてもらえるはずです。
どの業者に相談すればいいか悩んだときは、一度剪定110番までご連絡ください。

弊社では、お客様のお話をお聞きしたあと、ご要望に沿った業者をご紹介させていただくサービスをおこなっております。
もちろん、ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご利用ください。

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