ロシアンオリーブの剪定時期|害虫の対策方法や実の食べ方も紹介

ロシアンオリーブを最大限楽しむためには、定期的な剪定が必要になります。ロシアンオリーブは生育旺盛で枝が伸びやすく、樹形が乱れやすくなっているからです。また、剪定をすることで必要な枝に栄養を集中させることができるので、実の収穫量や質にも影響を与えます。

そこで、ロシアンオリーブの剪定時期や方法をご紹介。さらに、その他気をつけたい害虫の対策方法や、実の食べ方についても紹介していくので、この記事を参考にしてロシアンオリーブを最大限に楽しむための手入れをしてみてください。

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目次

ロシアンオリーブの剪定時期と方法

結論からいいますと、ロシアンオリーブの剪定はそこまで難しいものではありません。ただ、間違った方法で剪定をすると株を弱らせることになるため、ここでご紹介するロシアンオリーブの剪定時期や方法を把握しておきましょう。

剪定時期と頻度

剪定時期と頻度

ロシアンオリーブの剪定時期は落葉期である12~3月ごろです。葉が落ちているため剪定すべき枝が分かりやすいだけでなく、枝を切っても比較的弱りにくいので、できればこの時期におこなうのがよいでしょう。しかし、ロシアンオリーブは丈夫な植物であるため、落葉期以外に剪定をしても切りすぎにさえ注意すればそこまで問題ではありません。

また、適期以外にもロシアンオリーブの樹形が乱れてきたタイミングで適宜ロシアンオリーブの剪定をおこなうほうがベスト。その場合間隔をあけずに剪定をすると弱らせる原因になるため「何カ月かのペースで1回剪定する」など、頻度をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

剪定方法

ロシアンオリーブの剪定では、樹形を乱したり生育に悪影響を与えたりする不要な枝を切っていくようにおこないます。たとえば、以下のような枝があれば切っておくとよいでしょう。

【剪定で切りたい枝】

  • 突出して伸びた枝
  • 交差したり絡まったりした枝
  • 下向き、内向きに伸びている枝
  • 根元付近から勢いよく伸びた枝
  • 病気や害虫被害に遭っている枝
  • その他、樹形を見てバランスが悪い枝

また、ロシアンオリーブを剪定するときは、熱湯や薬品などで刃を消毒した剪定用のハサミを使用しましょう。汚れたハサミで剪定をしてしまうと、切り口から雑菌が入り病気などの原因になるからです。さらに、雑菌対策として枝の切り口に「癒合剤」というものをほどこしておくと安心できるでしょう。

このように、ロシアンオリーブの剪定は枝を観察して枝を見極め、雑菌対策をしておけば慣れていない方でも作業をおこなえます。しかし、剪定が不安で大切なロシアンオリーブを弱らせたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、ロシアンオリーブの剪定に詳しい業者に依頼することで、安心して樹形を整えられます。

ちなみに弊社では、ロシアンオリーブなどの剪定が得意な業者をご紹介するサービスをおこなっています。もし、大切なロシアンオリーブの樹形をきれいに整えたいのであればぜひ弊社にご相談ください。

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ロシアンオリーブの栽培方法や害虫対策

ロシアンオリーブの剪定の話題で少し触れましたが、ロシアンオリーブはかなり丈夫な植物です。そのため、繊細な栽培管理をしなくても十分に育つことができます。しかし、美しい葉やおいしい実を楽しむのであれば、環境をよくすることに越したことはないでしょう。ここでは、ロシアンオリーブの栽培環境の整え方について紹介していきます。

ロシアンオリーブに適した環境

ロシアンオリーブに適した環境

ロシアンオリーブは一応日陰でも育つことは可能ですが、きれいな緑の葉を活かすのであれば、日当たりのよい場所で育てるのがよいでしょう。ロシアンオリーブは基本的には丈夫であるため、真夏の強い日差しが差し込む状況でも元気に育ちます。

また、ロシアンオリーブはアルカリ性の土を好む傾向にあるため、用土を作る際は培養土をベースとしてアルカリ性の石灰を混ぜてアルカリ度を調整したものにしましょう。さらに、少し乾燥気味の環境を好むので水はけのいい土を選ぶのもベストです。

水やりと肥料

ロシアンオリーブの水やりは庭植えの場合、基本的には雨水だけで十分足りるため、水やりをする必要はありません。もともと乾燥しやすい地域に生息していた植物のため、乾燥自体には強めなのです。ただし、鉢植えの場合は水不足になりやすいので、鉢の土が乾いたタイミングで与えるようにしましょう。一方、肥料については無くても十分に育つため、基本的には必要ありません。

ロシアンオリーブで注意したい害虫

ロシアンオリーブを栽培するときは、アブラムシという害虫に気をつけましょう。アブラムシは体長2~4mmで葉や枝に集まって吸汁し、被害に遭った葉は養分を奪われて枯れることもあります。放っておくと被害が広がるだけでなく、アリなどの別の虫もおびき寄せるので、なるべく早く対処しておきたいところです。

そんな厄介なアブラムシを駆除するためには、牛乳を薄めて作ったスプレーを吹きかける方法が効果的です。作り方は簡単で、空きのスプレーボトルに牛乳を入れることで完成します。アブラムシを見かけたら、牛乳スプレーを吹きかけてみましょう。牛乳特有の脂肪分がアブラムシの呼吸を妨害し、窒息させて駆除できます。

また、牛乳を吹きかけたあとの状態をそのまま放置してしまうと、牛乳のにおいがついてしまうので、洗い流しておくことも忘れないようにしてください。できれば、ロシアンオリーブの剪定時やメンテナンスの段階で害虫被害のチェックもしておくと、被害を最小限に抑えやすいでしょう。

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ロシアンオリーブの実は生食に不向き!食べ方を紹介

ロシアンオリーブの実は生で食べることは可能ですが、味が渋いため生食としてはおすすめできません。そのため、基本的には実を料理してから食べることになります。そのなかでも、ジャムにして食べることが食べ方としておすすめです。ここでは、ロシアンオリーブをおいしく食べるためのジャムの作り方をご紹介します。

実を使ったジャムの作り方

実を使ったジャムの作り方

【必要な材料・道具】

  • ロシアンオリーブの実:適量
  • 砂糖:実の量に対して5~10割の範囲で調整
  • レモン汁:適量
  • 鍋:2個
  • ボウル:1個
  • ザル:1個
  • 木べら:1本
  • ガラスビン:ジャムが全部入る分まで

【ジャムを作る手順】

  1. 実を水洗いし、沸騰した鍋で1~2分茹でる
  2. 茹でた実をザルに移し、湯切りする
  3. 下にボウルを用意し、木べらを使って裏ごしをする
  4. 裏ごし後の実・砂糖・レモン汁を鍋に入れる
  5. 弱火~中火で煮つつ、アクを取り除く
  6. もう1つの鍋に水を入れて沸騰させ、ビンを浸けて5分ほど消毒
  7. ビンを取り出し、キレイな布で拭いて乾かす
  8. ジャムにとろみがついてきたら、冷めないうちにビンへ入れる
  9. フタを閉めて逆さまにおいて冷めるのを待つ

ロシアンオリーブのジャム作りは上記の手順でおこないます。なお、ビンに菌がついたままジャムを保管すると腐る原因となるため、念入りに煮沸消毒をするようにしてください。作ったジャムは食パンにつけて食べたり、お菓子作りのトッピングに使用したりできます。さらに、砂糖を多く入れると甘く、少なめだと酸味の効いた味が楽しめます。

また、ジャムを作るための実を多く収穫したいなら、ロシアンオリーブの剪定をして、よい栽培環境を整えることが大切です。余計な枝を落として十分に栄養が回るように整えましょう。正しく剪定できるか心配な方は、業者に依頼することも考えてみてください。

ちなみに、弊社のサービスを利用することでロシアンオリーブの剪定が得意な業者に依頼をすることも可能。的確にロシアンオリーブの剪定をして実の収穫量を増やしていきたいのであれば、ぜひ弊社にご相談ください。

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