ミントを剪定して健康的に!育てた葉を収獲してお茶などに利用しよう

ミントの剪定では、全体が2分の1から3分の1ほどになるように切ります。ミントは生命力が強く、思いっきり切ってしまっても育つため問題ありません。反対に剪定しないとミントが増えすぎてしまいます。

とくに地植えで育てた場合、お庭がミントだらけになるおそれがあります。そうならないためにも、当記事でご紹介するミントの剪定方法を参考にしていただき、ミントを健康的に育てましょう。

また、育てたミントの活用法などについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

剪定110番にご相談ください。庭木一本からご依頼OK!

0120-949-075

フォームで相談する

目次

ミントを剪定しよう

ミントは春から秋まで芽を出すため、定期的に剪定しないと葉が茂ってしまいます。そうなってしまうと空気の流れが悪くなり、病害虫が発生して枯れる可能性があります。

ここでは、ミントの剪定方法について解説してきますので、自分で剪定するときにお役立てください。

ミントの剪定に適した時期

ミントの剪定に適した時期

ミントの剪定時期はとくに決まっておらず、伸びてきたと思ったら定期的におこなうようにします。梅雨の時期である6月ごろに剪定をおこなえば、すっきりした状態で夏を迎えることができるでしょう。

ただ、7月~8月ごろに咲くミントの花を楽しみたいという方は、9月~11月ごろまでに剪定することをおすすめします。そうすることで、春に新芽を出してくれます。

剪定方法

ミントの剪定では剪定バサミを使って、茂っている茎や葉を切り取っていきます。そのほかに、手が汚れないための手袋や、切り取った茎や葉を入れるためのゴミ袋を準備しておきましょう。

剪定準備ができたら、剪定バサミを使って株を2分の1から3分の1ほどになるように切っていきます。「少し切りすぎたかな」と感じても問題ありません。

前述したように、ミントは生命力が強いため、多少切りすぎてもすぐに伸びます。ミントを剪定し終えたら、切った茎や葉をゴミ袋に入れて処分すれば作業完了です。

業者に剪定を依頼するものひとつの手

ミントは新しい芽を次々に出すため、剪定を怠ると下にある葉が黄色く変色してしまい、黒色になると完全に枯れてしまう場合があります。それだけではありません。古い茎がそのまま残っていると、新しい芽に栄養が行きわたらなくなってしまうため、うまく育たなくなってしまうおそれがあるのです。

定期的に剪定をおこなえば、ミントの栽培を長く楽しむことができますし、病害虫が発生しにくくすることができます。もし、剪定をおこなう時間がなかなか取れない場合は、ミントの剪定を業者に依頼しましょう。剪定業者はさまざまな植物の剪定をおこなっているため、ミントにあった方法で剪定をおこなってくれることでしょう。

業者をお探しになられる際は、ぜひ弊社へご連絡ください。ご連絡をいただければ、多数ある弊社加盟店のなかからお客さまのご要望にあった業者をご紹介させていただきます。

剪定110番にご相談ください。庭木一本からご依頼OK!

0120-949-075

フォームで相談する

ミントをうまく育てるポイント

ミントをうまく育てて収穫するには、栽培環境や病害虫などにも注意しなくてはいけません。ここでは、ミントの育て方についてご紹介していきます。現在ミントを育てている方や、これから育てようと思っている方は、ぜひ参考にしていただきお役立てください。

栽培する環境

栽培する環境

ミントは日なた、もしくは午前中だけ日の当たる場所(半日陰)で育てましょう。ただし、真夏の強い日差しはミントを枯らす原因になります。

そのため、ミントに直射日光が当たらない場所で管理するようにしてください。また、ミントは冬の寒さに強いので、家のなかだけではなく屋外で育てることもできます。

水やりの頻度

ミントを地植えした場合、根づいたあとは水を与えなくても雨水で十分育ちます。ただし、夏の時期は雨が降らない日が続くことがあるため、土の乾燥具合を確認し乾いているときは水を与えましょう。

鉢植えの場合は、土の表面が乾燥していたら水をたっぷり与えます。夏の水やりは朝と夕方の1日2回を目安におこなうにましょう。冬は土が乾きにくくなるので、乾燥してから2~3日後くらいたってから水を与えるようにしてください。

肥料の与え方

ミントを地植えした場合、基本的に肥料を与えなくてもよいですが、春に化成肥料やハーブ用の肥料を施すと、成長や葉色がよくなります。

鉢植えの場合は、3月ごろに緩効性化成肥料を与えます。また、植え替えする際に肥料入りの土を使用すると追肥する手間が省けることでしょう。ただし、肥料入りの土を使っても、ミントの元気がなくなることもあるので、成長がよくないときは肥料を与えましょう。

鉢で育てる場合は植え替えが必要

ミントは活発に成長するため、鉢やプランターなどで育てている場合は1年に1回ほど植え替えが必要です。植え替えに適した時期は真夏(8月ごろ)を除いた3月~10月になります。

■準備するもの

  • 現在の鉢よりひと回り大きめの鉢
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 土(ハーブ用の土など)
  • 園芸用手袋
  • ハサミ

■植え替え手順

  1. 新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷く
  2. 新しい鉢に準備した土を入れる
  3. 古い鉢からミントを抜き、長くなった根をハサミで切る
  4. 新しい鉢に植え、土を隙間なく入れる
  5. 最後に水をたっぷり与え、直射日光を避けられる場所で管理する

病害虫

ミントを庭で育てていると、うどんこ病を発症したり、アブラムシやナメクジなどが発生したりすることがあるので注意が必要です。もし病害虫が発生しているのを見つけたら、被害が広がる前に対処しましょう。

下記にそれぞれの特徴と対処法をまとめましたので、参考にしてみてください。

■うどんこ病

植物の葉や茎などに、うどん粉のような白いものが発生します。原因は、土や落ち葉の裏などに潜んでいるカビです。うどんこ病になった部分を放置していると枯れてしまいます。

・対処法
うどんこ病を早期で発見した場合は、水で薄めた重曹やお酢を散布することで、被害が拡大するのを止めることができます。また、殺菌剤などを使ってうどんこ病を対処する方法もあります。重曹などで効果がなかったときに使うとよいでしょう。

ただし、使用する場合は容器に記載されている注意事項などを確認してからにしてください。薬剤は使用方法を間違えると、植物を枯らしたり、病気に効果なかったりするからです。もし、薬剤を使っても効果がなかったらうどんこ病になっている部分を切り取りましょう

■アブラムシ

体長1mm~4mmほどの小さな害虫です。アブラムシは、植物の養分を吸いますが、1匹ぐらいで枯れることはありません。しかし、大量発生してしまうと植物の栄養分を吸い取られ、枯れるおそれがあります。

・対処法
植物に発生したアブラムシが少ない場合は、粘着力弱めのテープを貼りつけて取り除きます。数が多い場合は、牛乳や石鹸水をスプレーして駆除しましょう。それでも効果がないときは、殺虫剤でアブラムシを駆除します。

■ナメクジ

ナメクジは体長6cmほどになる害虫です。ナメクジによる被害は、おもに「植物の葉を食べてしまう」ことや「ナメクジが葉や茎を這ったあとに粘液が付着する」ことです。また、ナメクジには「広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)」という寄生虫がいる場合があります。

もし手で触れたり、食害された野菜などを食べてしまったりすると感染する可能性があるので、触れた場合は手を洗い、ナメクジが発生した野菜などを生で食べるのは避けましょう。

・対処法
植物に発生したナメクジが少ない場合はピンセットなどでつまみ、植物から離れた場所に捨てましょう。また、熱湯をナメクジにかけて駆除する方法も簡単にできるのでおすすめです。

もしナメクジが多数いる場合は、殺虫剤を使用しましょう。殺虫剤には地面に置くタイプや、撒くタイプ、土に挿して使うタイプなどがあります。どれもホームセンターなどで購入できますので、用途にあったものを選ぶとよいでしょう。

また、病害虫の対処を業者に依頼するものひとつの手です。植物の剪定をおこなう業者のなかには、病害虫の対処や予防対策にも対応している業者がいます。剪定の際に、病害虫の対処・予防依頼も検討してみるのもよいでしょう。

そのときは、ぜひ弊社にご相談ください。弊社に加盟している業者にも病害虫に対応している業者がおりますので、ご紹介させていただきます。また、ご相談だけという方でも、弊社をご利用することができますので、お気軽にご連絡ください。

剪定110番にご相談ください。庭木一本からご依頼OK!

0120-949-075

フォームで相談する

育てたミントの収穫と活用方法

ミントは春から秋の間であれば、いつでも収穫することが可能です。収穫方法はとても簡単で、ある程度育ったミントの先端から15cm前後のところをハサミで茎から切り取るだけです。そのあとは、乾燥させたり冷蔵や冷凍したりして保存しましょう。

詳しい保存方法については、以下からご紹介していきます。また、収穫したミントの活用法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

収穫したミントの保存方法

収穫したミントの保存方法

収穫したミントは乾燥させるなどをして保存することができます。そのほかにも、保存方法がありますのでご紹介していきます。

・乾燥させる

風がよく通る日かげで1日~2日ほど天日干しします。ミントの茎が簡単に折れるくらいカラカラに乾燥したら完成です。ミントを乾燥させた場合の保存期間は、1ヶ月ほどとなります。

・冷蔵庫で保存する

収穫したミントを約10分水にさらします。そのあと、キッチンペーパーで軽く拭きましょう。拭き終わったら水に湿らせた別のキッチンペーパーで包んで、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は1週間ほどです。

・冷凍で保存する

収穫したミントをよく水洗いし、キッチンペーパーなどで水気を取ったら、ラップフィルムで包みましょう。そのあとポリ袋などに入れて冷凍すれば完了です。保存期間は1ヶ月ほどになります。

ミントの活用方法とは?

収穫したミントは、紅茶にしたりスイーツに利用したりするなど、さまざまなところで活用できます。また、料理以外にも乾燥させたミントを布袋に入れ下駄箱やトイレなどに置いておくだけで、消臭剤代わりになります。

具体的に、どのようなものに活用できるかを下記にまとめましたので、参考にしてみてください。もし、興味を持った活用法があれば実際に試してみるとよいでしょう。

■ミントの活用方法

・紅茶に入れる
ミントの葉を10枚前後手摘みし、水できれいに洗います。洗ったらキッチンペーパーで水気を取りましょう。ティーポットのなかに、紅茶の茶葉とミントの葉を入れてお湯を注ぎます。3分~5分ほど蒸らして、ティーカップに注いだら完成です。

・アイスやケーキなどの飾りとして使う
ミントを必要な分だけ摘み取り、水できれいに洗います。洗い終わったら、キッチンペーパーでしっかり水気を取りましょう。そのあと、アイスやケーキなどの飾りとして使うことができます。

・お風呂にミントを入れて香りを楽しむ
保存してあるミントや摘みたてのミントを入浴する際に湯船に入れることで、入浴剤代わりになります。ミントを入れることによって、香りを楽しみながらお風呂の時間を過ごすことができるでしょう。

・手作りの虫よけスプレーを作って利用する
ミントなどハーブの香りは、虫が嫌うため忌避効果があります。小さめの鍋やポットなどでミントを煮出します。煮だったら火を止めて冷めるのを待ちます。冷ましてスプレーボトルに入れれば完成です。

ミントは栽培や鑑賞を楽しむだけではありません。この章でご紹介したように、料理や虫よけなどさまざまなことに活用することができます。しかし、お手入れを怠ってしまうと、ミントを枯らしてしまうおそれがあり、楽しむことができなくなる可能性もあるのです。

自分でミントのお手入れができるのであれば、忘れずにおこなうようにしましょう。もし、難しいようであれば、業者に相談することをおすすめします。植物の剪定をおこなっている業者には、定期的にお手入れしてくれるサービスがある場合があります。

そうした業者に依頼することで、お手入れを忘れることは減ることでしょう。業者を探す際は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、ご連絡いただいたお客様のご希望に沿った業者を弊社加盟店のなかからご紹介させていただきます。

【記載情報はコンテンツ作成時の情報です】

剪定110番にご相談ください。庭木一本からご依頼OK!

0120-949-075

フォームで相談する

 

記事が気に入ったらシェア!
目次