ギョリュウバイの剪定は5~6月に|枯れない&花が咲く簡単剪定のコツ

ギョリュウバイを育て始めてみたものの、
「ギョリュウバイの剪定の仕方や時期がわからない」
「ギョリュウバイの花がなかなか咲かない」

などお悩みではありませんか?
ギョリュウバイは剪定の時期を間違えると、咲く花が少なくなってしまうので注意が必要です。

また、きれいに花を咲かせるためには正しい時期に剪定を行なうだけでなく、正しい方法でお手入れをしていかなくてはいけません。
今回は、ギョリュウバイの剪定方法育て方について詳しく解説しています。
このコラムを読めば、正しいお手入れ方法でギョリュウバイを枯らさずに育てることができるようになります。

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目次

ギョリュウバイを枯らさないためには剪定が肝心

ギョリュウバイは細い枝をたくさん茂らすため、枝が密集しやすくなっています。枝が密集すると日当たりや風通しが悪くなり、枯れてしまったり病害虫の被害にあいやすくなったりしてしまいます。適度な剪定で枝を透いてあげることが、ギョリュウバイを育てる際に肝心になります。

ギョリュウバイ

枝を減らす透かし剪定がおすすめ

密集した枝を減らし、枝の内部まで日光が当たるようにするには透かし剪定がおすすめです。
透かし剪定とは、増えすぎてしまった枝や不要な枝を切り落とす剪定方法のことをいいます。枝と葉のバランスが均一になるようにボリュームを抑える剪定をおこないましょう。
透かし剪定のやり方について詳しくお伝えします。

透かし剪定のやり方

透かし剪定の手順は以下のとおりです。

ギョリュウバイ 剪定
  1. 木の全体をよく見て、最終的に仕立てたい樹形をイメージする。
  2. 内側の枝が混み合っている部分を付け根から切り落とす
  3. 極端に長い枝や太い枝を切り落とし、枝葉のバランスを均一にする

ギョリュウバイをコンパクトに仕立てたい場合は、全体の1/3ほど枝を切り落としましょう。

剪定は5~6月におこなう

ギョリュウバイの剪定は花が咲き終わってからおこないます。花が咲き終わった5~6月頃に剪定をおこなうのが一般的です。

8月以降の剪定は避ける

8月頃にギョリュウバイは花芽を作ります。

ギョリュウバイの花と花芽

8月以降に剪定をおこなうと、ついていた花芽を一緒に切ってしまいかねません。花芽を切ってしまうと、来年の花に悪影響を与えてしまうため、8月以降の剪定は避けるようにしましょう。

必要な剪定道具

ギョリュウバイの剪定に必要な道具をご紹介します。ギョリュウバイは枝が細く低木のため、基本的にノコギリや脚立は必要ありませんが、大きく育っている場合には使用します。
主に以下の3つを用いて剪定をおこないます。

  • 植木バサミ
  • 剪定バサミ
  • 軍手

植木バサミ

庭木の細い枝や草花の剪定の用いられるハサミです。グリップの部分が輪になっているのが特徴で、軽量のため片手で通常のハサミのように使うことができます。

剪定バサミ

庭木や植物を切る際に用いられるハサミです。細かい作業をする際におすすめの道具です。植木バサミよりも太い枝を切ることができます。

軍手

ギョリュウバイは葉の先端が尖っています。手を怪我しないためにも、剪定の際には軍手などの手袋を着用しましょう。安全面に十分配慮して剪定をおこなってください。

自分で剪定するのが難しい場合は業者に依頼

自分で剪定するのが難しいと感じた際は、無理をせず業者に依頼することをおすすめします。「上手に剪定する自信がない」「剪定で失敗したくない」という方も、剪定110番までお問い合わせください。それぞれに合った業者をすぐに手配いたします。
剪定110番は全国24時間365日【受付】対応可能です。

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ギョリュウバイの育て方

ギョリュウバイは樹高が低いため庭木としてはもちろん、鉢植えとしても育てることが可能です。せっかく育てるのなら、枯らさずにきれいな花を咲かせたいですよね。
ここではギョリュウバイの育て方についてお伝えします。

日当たりのいい場所で育てる

ギョリュウバイは湿気が苦手で、日当たりと風通しがよい場所を好みます。夏の暑さは苦手なため、夏は西日を避けて管理しましょう。

ギョリュウバイは過湿と乾燥に弱い

ギョリュウバイは水切れに弱いため、鉢植えの場合は土を乾燥させないよう定期的に水やりをおこないましょう。庭植えのギョリュウバイの場合は、極端に乾燥している場合を除いて雨以外での水やりは不要です。

また、ギョリュウバイは乾燥だけでなく、過湿にも弱い植物です。水のやり過ぎにも注意してください。

鉢替えは1~2年ごとにおこなう

ギョリュウバイは成長が速いため、すぐに鉢が窮屈になってしまいます。1~2年ごとに、5~6月ごろに鉢替えをおこないましょう。鉢替えの手順についても簡単にお伝えします。

鉢替えのやり方
  1. 株を引き抜き、古い土を1/3ほど手でほぐして落とす
  2. 傷んだ根を少し切り詰める
  3. 新しい土と一緒に一回り大きい鉢へ植え替える
  4. たっぷり水を与える

植え替え直後はストレスがかかっているため、直射日光に当てずに、日陰で10日ほど養生しましょう。成長し始めたら日なたに戻します。

肥料はあまり必要としない

ギョリュウバイは肥料をあまり必要としません。成長が遅かったり、花つきが悪かったりする場合には、ゆっくりと効く緩効性肥料を与えると効果的です。3~4月と10~11月に少なめに施すのがポイントです。
庭木の場合には、肥料を与えなくてもしっかりと育ちます。緩効性肥料には以下のものがあります。

種類特徴
石炭窒素農薬と肥料の両方で効果を発揮する
熔リン酸性肥料に接するとゆっくり溶けて効果が出る
IB化成肥料水に溶けにくく、肥効が長続きする
被覆複合化成肥料表面を樹脂などで覆ってあり、ゆっくり溶け出す

ギョリュウバイは挿し木で増やす

ギョリュウバイは挿し木で増やすことができます。これから芽が伸びだす春先が適期のため、3~4月ごろに挿し木をおこないましょう。
挿し木の手順について詳しく解説します。

挿し木のやり方
  1. 枝を15cmほど斜めに切り落とす
  2. 切り落とした枝を1時間ほど水に浸けておき、水を吸わせる
  3. よく湿らせた清潔な土に挿す

挿し木をしたら、直射日光の当たらない場所で保管します。土が乾かないように注意しましょう。半年ほどで発根します。

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ギョリュウバイを育てる際の注意点

ギョリュウバイは水やりや害虫、肥料の手間がかからないため、初心者でも育てやすい植物です。しかし、手がかからないからと間違ったお手入れをしていると枯れてしまうこともあります。ここではギョリュウバイを育てる際の注意点についてお伝えします。

水切れに注意

ギョリュウバイは、葉が硬いため水切れを起こしていてもわかりにくいです。そのため、水切れに気付かず枯らしてしまう、なんてことも起こりえます。

ギョリュウバイは8月ごろに花芽をつけます。花芽がついてから乾燥してしまうと、花芽ごとダメになってしまい、次の開花に悪影響を与えるので注意が必要です。土の状態を確認して、乾燥していたら水やりをおこないましょう。
特に鉢植えの場合、乾燥しやすいため注意が必要です。

冬の寒さに注意

耐寒性があり-5度程度まで耐えることができますが、霜や雪は苦手です。暖地であれば屋外でも越冬することが可能ですが、冬場は室内に入れたほうが安心です。

夏の高温多湿に注意

ギョリュウバイは高温多湿が苦手なため、夏の暑い時間の水やりは避けましょう。朝や夕方などの涼しい時間帯におこなうことをおすすめします。
また、日当たりがよく涼しい環境を好むので、夏場は半日陰のなるべく涼しい場所で管理しましょう。

注意したい害虫

特にかかりやすい害虫はありません。しかし、ミノムシには注意が必要です。
ミノムシに寄生されると、葉を食い荒らされてしまいます。成長したミノムシに薬剤は効かないため、1つ1つとっていくしかありません。

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参考動画

カインズ公式チャンネル「ギョリュウバイ(別名:ティーツリー)の育て方 カインズ花図鑑」(最終閲覧日2022年5月5日)

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