コナラの木の剪定は落葉期から2月までに!手入れ方法もお教えします

コナラの木の剪定時期は落葉が始まってから次の春までです。落葉期に入ったら、不要な枝を剪定して取り除きましょう。

不要な枝を放置していると樹形が乱れて見栄えが悪くなります。また枝の数が多いと混みあい、風通しが悪くなって病害虫が発生しやすくなります。

当記事でご紹介するコナラの木の剪定時期や剪定方法を参考に、ぜひコナラの木の剪定に挑戦してみてください。またコナラの木のお手入れ方法についても解説しますので、合わせてご覧いただければ幸いです。

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目次

コナラの木の剪定時期と剪定方法

コナラの木の剪定は落葉が始まる11月から翌2月ごろまでにおこないましょう。落葉樹のコナラの木は葉をすべて落とすと休眠に入るので、この時期であれば剪定による木への負担を減らすことができます。それではコナラの木の剪定方法を解説します。

コナラの木の剪定に必要なもの

コナラの木の剪定に必要なもの

コナラの木の剪定には以下のような道具を使います。まだ手元にない方は、ホームセンターやネット通販などを利用すると簡単に揃えられます。

  • 剪定ばさみ
  • 軍手
  • 脚立(必要に応じて)
  • ゴミ袋

剪定ばさみの刃が汚れている場合は、沸騰させたお湯に刃を浸して熱湯消毒をしましょう。熱湯消毒をすることで、切り口から雑菌が入るのを予防できます。さらに高木のコナラを剪定する場合は脚立も必要です。脚立にはさまざまな種類がありますが、園芸用の3脚タイプは足元が安定していてバランスを崩しにくいので、おすすめです。

コナラの木の剪定方法

それではコナラの木の剪定方法を確認していきましょう。コナラの木の剪定は不要な枝を取り除く「透かし剪定」をおこないます。取り除く枝の種類は以下のとおりです。

  • 枯れた枝
  • 内側に伸びた枝
  • まっすぐ上に伸びた枝
  • 長く伸びた枝
  • 下に垂れ下がった枝
  • 根元から伸びるひこばえ

透かし剪定ではこのような枝を「つけ根」から切るのがポイントです。枝の途中で切ってしまうと、切ったところから変な方向に枝が伸びて、余計に樹形が乱れるおそれがあるので注意しましょう。

どんぐりの処理が面倒なら秋に花の剪定を!

コナラの木は4~5月に花を咲かせ、その花が成熟すると9~10月ごろにどんぐりがなります。このどんぐりはやがて地面に落下しますが、落下したどんぐりを放置していると発芽することがあるので注意が必要です。

コナラの木を増やしたくない方や、どんぐりの処理が面倒な方は、落ちたどんぐりを早く回収するか、どんぐりがなりはじめる9月ごろに花を剪定して摘み取っておくのがよいでしょう。

剪定を業者に任せるのも方法のひとつ

コナラの木を含めた樹木の剪定を自分でやろうとすると、道具の準備から剪定ゴミの処理まですべて自分でおこなわなければなりません。しかし業者に依頼すればこれらのことをすべてお任せできます。またコナラの木のような高木の剪定は高所作業になるので、無理せず業者に依頼するのがおすすめです。

剪定業者をお探しのさいは弊社にご相談ください。加盟店の中からご希望に沿った業者をご紹介いたします。

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コナラの木のお手入れ方法

ここからはコナラの木のお手入れ方法をご紹介します。コナラの木の健康維持にぜひお役立てください。

適した環境

適した環境

コナラの木は日当たりと風通しのよい環境で育てましょう。土質についてはとくに気にしなくても問題ありません。もし気になるようなら、水はけのよい土質の場所を選ぶのがよいでしょう。

水やりと肥料を与える頻度

コナラの木はしっかりと根付いたらとくに水やりは必要ありません。ただし夏の暑い時期は土が乾燥しやすいので、1日2~3回を目安に水やりをしましょう。肥料については、2月ごろに木の根元に堆肥を巻いてあげるとよいです。

病害虫対策

コナラの木は「ナラ枯れ」という病気にかかりやすいです。この病気は、「カシノナガキクイムシ」という害虫がもっている「ナラ菌」に感染することで発生するケースが多いとされています。ナラ枯れにかかると夏でも紅葉のように葉が赤くなり、やがて枯れてしまいます。

ナラ菌を保有したカシノナガキクイムシは木の幹に穴をあけて侵入するので、まずは幹に侵入させない対策が必要です。たとえば幹をビニールで覆ったり、粘着剤を塗ったりするなどの方法が効果的です。

どんぐりから育てるコナラ盆栽に挑戦してみよう

すでにお伝えしたように、コナラには秋になるとどんぐりがなります。このどんぐりを使えば小さなコナラ盆栽をつくることも可能です。育てているコナラがどんぐりを落としている場合はそちらを、ない場合は公園などに植わっているコナラのどんぐりを使うのがよいでしょう。どんぐりを選ぶときに見るポイントは以下のとおりです。

  • 穴があいていないもの
  • 重さがあるもの
  • 傷が少ないもの
  • 殻斗(かくと:どんぐりの頭についた帽子のようなもの)が外れているもの

これらを満たしたどんぐりを拾ったら水につけてみてください。このとき水に沈むものは芽が出る可能性が高いのでこれを選びます。そして盆栽用の鉢植えにどんぐりを置いたら、その上に数cmほど土を被せて芽が出るまでしっかり管理しましょう。芽が出るまでは土が乾燥しないようにこまめに水やりをしてください。

芽がでたら植え替えを!

芽がでたら植え替えを!

3~4月ごろになると根が伸び、芽が出ます。そうしたら根を切らないように注意しながら、ひとまわり大きな鉢植えに植え替えましょう。

植え替え後の管理方法

植え替えたその年の冬は落葉を待ち、とくに手を加えないようにします。2年目の春を迎えたら樹高を決めましょう。だいたい3分の1の高さで枝を切り戻して樹高を調節します。そして3年目に入ったら今度は3分の2の高さで切り戻してください。4年目以降は樹高が伸びたら適宜剪定をしていきましょう。

剪定業者をお探しのさいは弊社にご相談ください

弊社では剪定業者をご紹介するサービスをおこなっております。お見積り、現地調査は無料となっていますので、お困りのさいはお気軽にご相談ください。

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