庭木が強剪定で枯れる原因とは?正しい時期と方法をお教えします!

庭木が強剪定で枯れる原因とは?

強剪定は、樹木の種類ごとに適した時期と正しい方法でおこなわなければ、枯れる原因になってしまいます。誤った時期や方法で強剪定をしてしまうと、庭木にストレスを与えて弱らせてしまうからです。

庭木が弱ったところに病害虫などが切り口から侵入してくると、耐えることができず枯れる可能性があります。庭木を強剪定しても枯れることがないように、この記事でご紹介する時期と方法を参考にしておこなってみてください。

また、枯れそうな庭木を復活させる方法についても解説していますので、あわせてご覧ください。

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目次

強剪定後に枯れる庭木に取れる手段

強剪定したことにより弱ってしまい、枯れてしまう庭木を見てどうすればいいか困っている方もいらっしゃるでしょう。葉の色が黄色や茶色になってしまったところは元に戻すことはできませんが、この章でご紹介する方法をおこなえば、全体が枯れてしまうのを防げる可能性があります。間違えて強剪定をしてしまったときの対処について解説していきます。

活力剤を使う

活力剤を使う

活力剤は、弱ってしまった植物に活力を与えることを目的とした植物の「栄養剤」のような存在です。これを与えることで弱った庭木に必要な栄養素を届けられるため、元気を取り戻せる可能性があります。

しかし、強剪定の程度によっては活力剤を用いたとしても枯れることもあるので注意が必要です。庭木の復活を保証するものではありませんが、心配であれば使用を検討するのもよいでしょう。

肥料を与えるのは逆効果

庭木が弱って枯れそうになっているときに、肥料を与えてはいけません。活力剤が栄養剤なら、肥料は大盛りのカツ丼のようなものです。肥料は元気な状態であれば成長するためのエネルギーになりますが、弱っているときに与えてしまうと、さらに元気がなくなるおそれがあります。

庭木の元気がないからといって安易に肥料を与えず、活力剤を与えて元気になるか様子を見るようにしましょう。

強剪定で庭木が枯れる原因

強剪定は樹木の背丈が高くなるのを抑えたり、成長を促したりするためにおこないます。しかし、強剪定をしたあとに庭木が枯れてしまう場合があります。

ここでは、どのようなことが原因で強剪定後に庭木が枯れてしまうのかを解説していきます。

原因1.間違った時期に剪定をした

原因1.間違った時期に剪定をした

剪定は必要なお手入れですが、木にとっては負担でもあります。太い枝を大きく切る強剪定であればなおさらです。そのため、木に体力が十分にない時期に剪定すると、枝を切られたダメージを回復することができず、枯れることにつながってしまうのです。

木の種類によって体力のある時期は異なるため、剪定に適した時期も違います。あらかじめ育てている庭木の剪定時期を確認しましょう。剪定時期については「【種類別】剪定に適した時期 」でご紹介していますので、そちらをご覧ください。

原因2.正しく枝を切っていなかった

剪定時期はあっていても、枝の切り方を間違えると枯れる原因になってしまいます。木には「保護帯」と呼ばれるものが枝の根元にあり、これは雑菌などを防ぐために大切な部分です。混み合った枝などを切る際に、保護帯を傷つけてしまうと雑菌から気を守ることができなくなるため、枯れてしまうおそれがあるのです。

自身で剪定しようとしたとき、どのように枝を切ればいいのかわからない場合は、無理に剪定しようとせず業者に依頼しましょう。

いくつもの依頼をこなしてきた業者であれば、庭木を枯らさないように剪定してくれるでしょう。依頼する業者を探す際は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社でご紹介させていただく業者は、さまざまな庭木の剪定をおこなってきた業者です。

ご相談やお見積りだけ希望という方でもご利用可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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強剪定の種類と方法について

強剪定をする場合、正しい方法でおこなわなければ庭木が枯れてしまう原因となります。枯らす原因を作らないためにも、この章でご紹介する強剪定の方法を参考にしておこなってみてください。

切り戻し

切り戻し

切り戻しは、庭木を小さくするために枝を途中で切る剪定方法です。太い枝を切る場合は、枝の先端から1/2~1/3ほどのところで切ります。そうすることで、庭木の大きさを現状維持することができることでしょう。

枝抜き

細い枝が伸びていたり枝が密集していたりする場合は、枝抜き(枝透かし)という方法で剪定します。枝を根元から切り取って風通しをよくしていきます

枝を切る際は庭木全体のシルエットを確認し、樹形のバランスを考えながら切るようにしましょう。適当に剪定しまうと、樹形が乱れて見栄えが悪くなります。樹形が整っているか判断に困ったときは、家族に見てもらうのもよいでしょう。

切り返し

切り返しは、枝分かれしている小枝を接点部分から切る剪定方法になります。この剪定をおこなうことで、乱れた樹形を整えることができ、日当たりや風通しをよくすることが可能です。

ただし、剪定時期を間違えると枯れる原因になるので注意してください。どの剪定方法も枝を切ったあとは、雑菌などが侵入しないよう切り口に癒合剤を塗るようにしましょう。剪定の種類と方法を知って、自分で剪定するのが不安だという方は業者に任せるものひとつの手です。

業者に剪定依頼をする場合は、一度弊社までご連絡ください。ご連絡いただければ、お客様のご希望・ご要望にあった弊社加盟店をご紹介いたします。お電話受け付けは24時間365日可能ですので、お気軽にご利用ください。

【種類別】剪定に適した時期

前述したように、剪定をおこなう場合はその樹木に適した時期におこなわないといけません。ここでは、剪定時期を樹木の種類別にご紹介していきます。ご自身がお庭もしくは鉢で育てている樹木の剪定時期がいつかを確認してみてください。剪定時期を知って、庭木を強剪定しても枯れることがないようにしましょう。

常緑針葉樹

常緑針葉樹

常緑針葉樹はまっすぐ細長い形をした樹木で、コニファーと呼ばれる樹木も針葉樹の仲間です。剪定する場合は、新芽が育ち始める前の3月~5月におこなうようにしましょう。この時期であれば新芽を成長させるための力があるため、枝を切っても回復することができます。

〇常緑針葉樹の例

  • スギ
  • マツ
  • ヒノキ
  • モミ
  • コウヤマキ
  • ゴールドクレスト

常緑広葉樹

常緑広葉樹は丸っこく広がった緑の葉を一年中つけている樹木です。剪定する場合、3月~6月が適した時期です。常緑針葉樹と同様に、生長期の前に剪定をしておくのがよいでしょう。

〇常緑広葉樹の例

  • サツキ
  • シマトネリコ
  • ウバメガシ
  • オリーブ
  • ユーカリ
  • レモン
  • ビワ
  • キンモクセイ
  • サザンカ

落葉広葉樹

落葉広葉樹は、冬になると葉を落として枝だけになります。落葉広葉樹の場合、この12月~2月が剪定に適した時期となります。この時期は休眠期なので、枝を切ってもあまりダメージがありません。また、葉がないことでどの枝を切り取ればいいか見やすくなるという利点もあります。

〇落葉広葉樹の例

  • モミジ
  • アジサイ
  • ブルーベリー
  • ヤマボウシ
  • ケヤキ
  • ヒメシャラ

このように樹木の種類によって剪定時期が異なるため、把握していないと庭木を枯らしてしまう原因になります。もし、ご自宅の庭木の剪定時期がわからないという場合は業者に相談するようにしましょう。業者は、植物に関する知識が豊富だったり、剪定実績があったりするので的確な返答をもらえるはずです。

業者を探すときは、ぜひ弊社までご連絡ください。ご連絡いただければ、お近くの弊社加盟店をご紹介させていただきます。「まだ依頼するか決めていない」という方でも、ご利用することができますので、まずは一度お問い合わせください。

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