木の高さは高ければ高いほど、剪定が難しくなる傾向があります。森林ならまだしも、住宅街であまりにも大きな木というのは、むしろ景観を損ねることにもなりかねませんし、枯れ枝や枯れ葉が広範囲に散らばってしまう事を考えれば、適度なサイズに保っておくのも、庭木の大切な管理といえます。
庭木とは言うものの、自然界に生えていればもっと大きくなることの出来る木がたくさんありますから、そもそも庭木を植える時に、大きくなることがわかっている木は植えないようにするというのも大切です。
ですが、どうしても成長の早い木、最終的には樹高が高くなりやすい木を植えたい場合は、適度な樹高に保つための剪定を定期的に行うことが大切です。
一般的に、樹高3m程度が1階の屋根の高さ程度になるそうで、これより大きくなると管理に支障が出やすくなります。
高い場所の枝や葉を刈り取ったり切り落とすことができなくなり、その枝が原因になって病気になったり、害虫が住み着いたりしてしまうことも考えられます。
せっかくのお庭が台無しになりかねないので、まずはその原因になるかもしれない部分を、きちんと手入れしてあげるようにしましょう。
難しい部分は、剪定のプロに依頼して代わりにやってもらうのもおすすめです。