最近は家に庭を配置して、そこにいろいろな樹木を植えて楽しむ人も多くなっています。だんだんとこれらの樹木が大きくなってくると、剪定を施して形を整えていくことになります。松江市でも自分で剪定を行ったり、庭師さんや園芸屋さん、造園業者さんなどに依頼して形を整える人も多くいます。樹木が大きくなっていくと、盛んに成長するスピードが速くなって場合によれば隣の敷地にも枝葉が伸びてくることもあります。また成長するスピードが、樹木により違ってきますので伸び放題の枝葉は、景観を損ねる原因ともなります。適度に剪定を行って樹木の形を整えることになるわけです。松江市の世帯が平成26年に使用した、植木や庭の手入れに使った金額は3441円です。これを多く見るか、少なく見るかは、庭の大きさやそこに植えられている樹木にもよりますので一概に判断はできませんが、ほかの県に比べて少ない金額になっています。自分で剪定、管理する人が多いのも原因の一つなのでしょう。最近は庭にも従来植えられていた樹木だけを植える人は少なくなっていて、花が咲く樹木や葉の形が珍しい樹木、形が美しい樹木や香りが素晴らしい樹木など、新しい樹木の新樹木を植えている人も多くなっています。これらの新樹木の中には、管理が少なくて済む樹木も多くあります。従来あった樹木は枝を大きく広げて育っていくものが多く、定期的に枝葉を切ってやらないと、限られた面積の庭の景観を損ねがちでした。最近の新樹種の中には横に枝を広げずにまっすぐ育っていくものや、病気に強い樹木などもあり、植える人もそれぞれに工夫を凝らして樹木を植え付けています。剪定があまり必要でない樹木の植え付けが多くなっているから、松江市に住んでいる世帯が一年にかける庭木の手入れ費用も少なくなっていると考えられます。従来の樹木を植えている人たちは、成長が早くて横に枝葉が広がってきますので毎年剪定の必要が出てきます。